人間の体には様々な筋肉がありますが、それらの筋肉は互いにバランスを取っているのです。姿勢が乱れるとそれら筋肉のバランスが崩れ、筋肉に余計な負担がかかることとなり、肩こりというツライ症状を招くことになります。猫背の人・いつもうなだれている人・片側ばかりで荷物を持つ癖のある人などは、姿勢を見直してみたほうがいいかもしれません。
肩こりは、肩周辺にある筋肉への過度な負担で起こりますが、大きな原因に「姿勢の乱れ」があります。
人間の体は、骨格を支えるために様々な筋肉が互いにバランスを取っています。そのため、姿勢が乱れて筋肉のバランスが崩れると一部の筋肉に必要以上の負担がかかり、肩こりというツライ症状につながってしまいます。肩こりを解消しようとストレッチや体操などすると多少解消されるものの、すぐに戻ってしまうというケースが多く見られるもの姿勢の乱れが原因だと考えられます。
猫背・足を組む・同じ肩で荷物を持つなどの癖がある方は、姿勢が乱れている可能性があります。
四十肩、五十肩は症状に違いがあるわけではなく、正式には肩関節周囲炎(かたかんせつしゅういえん)と言われます。主な症状は、「肩から腕にかけての痛み」と「腕の動きが制限されること」の2つです。
肩から二の腕にかけて痛むことが多く、初めは肩を動かすときに痛むだけですが、症状が進むと動かさなくても肩がうずくように痛み、思うように腕が上がらなくなります。 時間が経つと炎症は治まってきますが、その過程で線維性の物質が出てきて、腱板の周囲が癒着し、肩の動きが悪くなります。
そのため痛みよくなっても肩を動かしにくい状態になってしまいます。
背中の痛みの原因として1番に考えられるのが「猫背姿勢」です。首の後ろから肩や背中まである僧帽筋という筋肉が中心となって痛みや不調を引き起こします。僧帽筋が張るなど筋肉が緊張状態になると、頭の後ろの後頭筋や側頭筋という筋肉にもその緊張が伝わり、肩こりや背中の痛みに加えて頭痛までも引き起こすこともあります。
原因としては同じ姿勢が長時間続くことや、姿勢が悪い、冷房などで体が冷えて丸まる、運動不足などになります。よくあるケースとして、パソコンやデスクワーク、スマートフォンを見る下向きの動作が多いとこの症状が起こりやすくなります。